〜ある神社家族の本音〜 お正月に終わりを告げた2022年1月

初めまして。
東北のとある神社経営者の家族、Memeと申します。
いやぁ!皆さん、終わりましたね!
長い長いお正月が…!
全国各地の多くの皆さまは、
「んなもんとっくに終わってるわい」
というご感想をもたれるかもしれません。
が、神社関係者にとって鏡開きが終わって少しした今、
「ようやく開放された…」
正直これが本音です。
正月というのは、人々が神様へ新年のご挨拶をする神社界隈の一大イベント。
太古の昔から繰り返される、ビッグプロジェクトです。
寒い季節に熱い甘酒を飲んだり、
家族とわいわいおせちを食べたり、
こたつでぐうたらしたり、
神様に何かお願いをしたり、
新年一発目のおみくじには、心おどる物あるでしょう。
素晴らしい、日本の文化です。
我々は、笑顔あふれるこの正月という文化を未来永劫守っていかねばなりません。
しかし、
毎年何千体も造られる御札(おふだ)ッ!
覚えなければならぬお守りの数々ッ!
参拝客数が読めないコロナ禍ッ!!
アホみたいに寒い東北の冬ッ!!
そして消えて行く私のお休みッッ!!!!!
神社でのご奉仕は好きでやっていますし、日本の文化に触れることはとても楽しいです。
最近では、巫女さんの着付けができるようになりました。
家族のためにできることが増えて、
嬉しい気持ちでいっぱいの日々です。
でも、人間体力の限界というものがありまして。
私は、いつもは一般的な会社に務める事務員です。多くの人たちと同じようなタイムスケジュールで動いています。
そこにプラスして、神社の御仕事が入ります。
9月からの秋祭り、10〜11月の七五三で嬉しい悲鳴があがっていたところでこのお正月。
今年は御朱印(神社のスタンプラリーみたいなもの)や、御札造りのおかげで、腱鞘炎と腰のヘルニアをやらかしました。
ほんっとに疲れました……(´;ω;`)
でも、昔はもっと参拝者さんも多くて、コロナ前は甘酒やお蕎麦を振る舞っていたので、年々軽くなっていく負担に寂しさを覚えている自分がいます。
初詣にあまり行ったことのない皆さま。
ここ数年コロナで遠慮していた方々。
来年はぜひ、日にちをずらしながらお近くの神社などに足を運んでみてくださいね。
来年こそ、疲労困憊というぐらい忙しくなるお正月を期待しているMemeでした(^^)/

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